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9.ウルトラマラソンの部屋 : 第14回奥武蔵ウルトラマラソン 07/08/05【受付台】

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投稿者 トピック
むぎ 投稿日時: 2007-8-6 15:44
  • 登録日: 2007-3-29
  • 居住地: 東京、時折秋田
  • 投稿: 396
【ふんどし】が目玉の奥武蔵でした！
りっきさん、お疲れ様でした。報告台設置、ありがとうございます。では報告です。


今年の目玉、まさに目玉が飛び出す程の驚きと感動を与えてくれたのは「赤ふんどし」。奥武蔵名物のワイキキエイド（私の勝手な命名です）に２人のイケメン「赤ふんどし」が居た事でした。鍛えられ小麦色した逆三角形的な肉体の真ん中には燦然と「赤ふんどし」が。男の私が見てもその健康美に目が釘付けでした。正直、懐かしかったし。

ワイキキにはお約束の美女２名が水着で水掛け担当に、でも「赤ふんどし」のインパクトには勝てなかった様子。【ワイキキに日本男児が気合を！】そんな見出しが似合う奥武蔵でした。来年は５月２５日開催に変更との事、気温が３０度を超える事も期待薄で、ある意味困ったものです。

今年の奥武蔵も暑かった。ギラギラ太陽に照らされ皮膚を焼かれる暑さではなく、ジメジメと体に染み入る暑さ。思いのほか前半からウェア共々ぐしょぐしょで、頭に水を被りながらの行程でした。今回は新たにくりりんさん・Get’sさん・naoさんと言うFRUN高速隊、そしてりっきさんの参戦が有り賑やか、勿論従来から参加のなべさん・さくら家さん（今回も睡眠２０分）・幸人さん・縄文人さん・Pさん・hisakunさんと実に賑やかでした。折り返しでどんな走りが見られるか、これも楽しみの一つだった。

序盤の１７ｋ程が終わって鎌北湖に、ここからが奥武蔵本番。すると登り手前でnaoさん発見、足取り重く登っています。どうも足含めて調子が悪い様子、それでも歩かず細かいピッチで登って行く。自分はあくまでマイペース、「登りは貴重な歩ける所」と納得させてパワーウォークです。林に囲まれる道になったので日陰も多く、少しは過ごし易くほっとします。

今年は女性が増えたのか、周りには結構な比率で女性が。実生活では有り得ない事なので何故か心ウキウキです。自然とランニングファッションに目が行きますが、ぽつぽつと「ランニングスカート＝ランスカ」が見えます。登りで前方のランスカさんを見上げた瞬間、スカートの裾具合を気にして直している光景が目に。ショートスパッツにスカートだと解かってはいるものの、心が乱されます。思わず目線を下に落したりして・・。

そんな方々とはほぼ同じペース、登りで抜かれて下りで抜いて、を繰り返します。エイドの御姐さんとは気軽に話して気軽に写真に納まるのに、声など掛けられぬまま同じ事を繰り返す。ランスカに過剰反応している自分が可愛かったです。まだまだ青春ですな。

走りとは無関係な事を考えながら、早折り返して来る人とのエール交歓に。「奥武蔵道場」のランシャツ軍団が次々と高速維持のまま過ぎ去って、暫くして女子トップ・（多分）銀河ウルトラ優勝の方が女子２位で通過。皆さん真剣かつ軽快な走りで、自分と同じ大会に参加しているとは思えない。

ちょっと間を置いてからくりりんさん・なべさん・さくら家さん・Get’sさんとエール交歓、ワイキキがどうだったか聞きたかったけど聞けずに見送るが、概ね笑顔で楽しそうでした。その訳はふんどしだったのかも。

自分も４０ｋを過ぎてワイキキに近づく。縄文人さんはニヤニヤ気味な笑顔で通過、直前で何か言いた気な笑顔のりっきさんとすれ違い、自分もワイキキ到着。なっなんと、入り口に赤い水着？いやいや赤いふんどしの青年発見！思わず「赤ふんとは！懐かしい〜、良いぞ〜！」と声を掛ける。向こうでも「おぉ〜、頑張れぇ〜」と答えてくれる。折り返し地点のワイキキプールに目をやれば、そこにももう１人の赤ふん青年が！隣にはお約束の水着お姉さまがお二人、ちょっと目じりが気に成るものの最高の笑顔を振りまいておりました。青年の赤ふんには白抜きで『海』の一文字が、ここはやはりワイキキビーチだったのです。来年の開催時期変更を思うとこのビーチもこれで見納めかと・・、ちょっと時間を掛けて記念撮影などに勤しんだのでした。

昨年同様ここで幸人さんと一緒に、「記念撮影は？」と聞くと「私はいいよ」と昨年同様のお答え。最後に掻き氷をもう一杯戴いて、入り口の青年赤ふんさんとの写真を撮ろうとしていたら、「私もぉ〜！」と駆け込んで来た御姐さんが１人、Pさんでした。満面に笑みを湛えたPさんと３人、写真に納まり帰路に入ったのでした。２人で撮るのを忘れてしまった、御免m(__)m。

続々と折り返しにやってくるランナー、途中で情報を聞いたのか「早く折り返しに着きたいオーラ」が。途中一緒に走っていた方に「期待して良いよ！」と声を掛けると、明らかにペースを上げていました。帰りはすれ違う方とのエール交歓と６０ｋ手前での泡エイドが励み、基本的には下りなのだが足の痛みで歩ける理由の有る上りを恋しがりながら進む。６０ｋで泡補給していたらPさん到着、こちらに気付かずスポドリに手を伸ばしているので厳重注意！（笑）当然、一緒に喉を鳴らしたのでした。後は酔った勢いしかない。

すでにすれ違う人も無くランナーもまばら、Pさん含め数人と抜いたり抜かれたり。時折鳴り響く雷にちょっとだけ怯え、バラバラと落ちて来る大粒の雨に打たれながら進む。エイドでの食欲も極端に落ち御腹もたぽたぽ、それでも塩気と水は極力摂る様にして、あと何キロあと何時間と我慢我慢の修行の道。７０ｋを超えれば後は鎌北湖までの激しい下りとラスト２キロちょっと、膝を壊さぬ程度のスピードで下る。

鎌北湖で最後の補給をしてラスト２ｋちょっと、下ってから久し振りの平坦路を残すのみ。今まで抜いて来た方々が猛然とスパート、私は付いて行けずトボトボ状態。それでも前半で心を乱されたランスカさんを発見、再び気合が入り少しだけペースアップ。今回も無言のまま横を抜き去って、ゴール地点に。ゴールテープが用意されるだけの前方との距離を測ってゴール！！シャワーを浴びてすっきり顔のFRUNの方々に迎えて戴きました。感謝です。

結果　０９：４５：２４　昨年より３０分遅れでした。

表情は明るく振舞えたのですが、久し振りのマメとそれをかばった為の筋肉疲労で、体育館で座り込んでしまいました。磐梯・猪苗代と同じシューズだったのですが、後半の雷雨に濡れて擦れたのが原因だったのかも。今年の奥武蔵も暑く激しく想い出深い大会でした。大会関係者・参加の皆さんに御礼申し上げます。有難うございました。


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むぎ
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