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トピック |
| まりも |
投稿日時: 2011-5-25 21:27 |
- 運営スタッフ
- 登録日: 2007-3-5
- 居住地: 京都
- 投稿: 2172
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- 2011鯖街道ウルトラマラソン完走！（長文）
- ２年ぶりに鯖街道Ａコース（本鯖）を走って来ました。
福井県小浜から遠敷、根来坂、針畑、久多、八丁平、大見、花脊峠、鞍馬、市原、賀茂川を通って、京都出町までの７６ｋｍ。
（実際にはそれ以上ありそうですが）
２年間はスタートから雨に見舞われ、途中全く展望がなかったので、今回は是非とも途中の展望を楽しみたいと思っていたのですが・・・
またしても雨・・・
その前の半鯖出場の時も２回の内１回は雨・・・
何故か雨が多いです。
前日は、frun東海の皆さんに合流させてもらって、宿などご一緒させていただきました。
そして当日。
朝５時１５分にホテルロビーに集合して、荷物預けてからスタート地点へ。
知った顔がいろいろいます。
雨は９時頃から降ってくるらしい。蒸し暑い朝。
６時号砲。
ウルトラのスタートらしく、後方は緊張感もなく、ゆったりとしたスタート。
それでも６分半くらいのペースで刻んで行きます。
同宿の人や、以前大会で一緒だった人とかと話ながら行きます。
遠敷の谷に入って、少しずつ上りになっていきます。
雲が低くなって今にも雨が落ちてきそう・・・
９．４ｋｍの最初のエイドまで、約１時間５分。なかなかのペースやね。
前回も行ったトイレに行きました。
ここは靴を脱がないといけないのですが、すいてるのでよい。
前回は出てきたら、スイーパーがいて慌てました。でも、中間スイーパーという人がいるのを今回初めて知りました。前回もそうだったようです。
トイレから出てきたら、前に長い髪をゆらしながら走っている女性ランナー。
ちょっと話しながら行ったら、お互い直接のリンクはないもののラン仲間を通してつながってるＴさんと判明。世間は狭いね。
雨が急に降り出しひどくなってきた・・・
今回は雨に備えて、いろいろ持ってきました。
登山用のごついゴアテックスの雨具の上着、ぺらぺらのソフトシェル、折りたたみ傘、それに加え、薬各種（痛み止め、攣り止め、テープ、ワセリンetc）、ハイドレ１Ｌ、食料（クリームパン、ワッフル、あじゃりもち、レーズン、雨）などなど。
１２Ｌのザックがパンパン。
濡れるのがいやなので、一番ごつい雨具を着ることにしました。
暑いかなと思ったけど、意外に大丈夫だった。
降ってきたら全部締めて、やんできたら前を開けたり、袖をまくったりしたら結構体温調節が出来ます。
上根来から山道へ入り、林道に出て再び山道へ。
雨はかなり本降り。
上りは歩きですが、ゆっくりの方には道を譲られ、あまり渋滞になることもなく、まあサクサクと登っていけました。
根来坂峠で写真でも撮りたかったけど、雨風でとてもそんな余裕なし。そのまま通過。
しばらく行くと、景色が開けるのですが、今年も展望ゼロ。
滑らないように慎重に下りていきます。
シューズはスポルティバの古いトレランシューズにして、防水スプレーもかけまくっていきましたが、もう既にズブ濡れ。まあ、でもソールが少しは効いたかも。
林道に出て、大きく右にカーブするところ、左側に「鯖街道」の表示があり、下りていく山道がある。
前はここを入っていったような気がしたので、少し前の先行ランナーに「こっちじゃないですか？」と聞いたら、チョークで林道の指示があるから合ってると言われ、確かにそうなっていました。
それでそのまま下りていったのですが、随分遠回りになってたような気がします。
雨だから、迂回したのかもしれません。
百里小屋エイドが遠かった。
ようやくついたエイドではおそうめんがありました。おいしかったです。
雨は少しましになってきたけど、まだやまない。
雨具はそのまま着て走ることにしました。
針畑の谷は長い・・・
途中橋の上が池状態になってる箇所が何カ所か。橋の欄干のガードレール伝って何とかクリア。
いつも半鯖のスタート（１０時）に間に合えばいいなと思うのですが、やっぱり今回も全然間に合いませんでした。
川合についたのが、１０時３５分頃。既に半鯖の皆さんはほぼ通過した後。
久多到着は１１時７分頃。雨で濡れてるので、用を足すのも大変。
エイドでおにぎりいただきました。
要項にはＡコースは２つってあったけど、１つしかあかんって言われた。
ふりかけのおにぎりいただきました。
ここから上り。緩いところは小走り、きついところは歩き。
道に水が流れているので、気をつけて行きます。
いよいよオグロ坂。
前回よりも勾配は緩く感じたのは、調子がよかったのかな？
雨も上がってきたので、写真を撮りながらでも、サクサクと上れた。
ブナの新緑が美しい。
途中倒木も多くて、若干道は荒れてました。
久多から１時間ほどで八丁平に到着。
手つかずの自然が残る貴重な高層湿原。
幻想的な風景です。
ここでも写真撮りながらのんびりと。
あっという間に過ぎてしまいました。
林道に出たら、エイドがあった。
前に出たときと場所が変わってるな〜と思ってたら、尾越のエイドがこちらに移っていたらしいです。
楽しみにしていたひやしあめはここにあったみたい。全然気付かずに過ぎてしまいました。
この辺で、ようやく雨具も脱いで、身も軽くなりました。
林道下りて、山道に入って、つづら折れをグングンと下りていきます。ここには、イワウチワのきれいなピンクの花が咲いているので、写真も撮りたかったのだけど、道を譲られてしまって、途中止まって写真撮りにくい雰囲気で、そのまま下りてしまいました。
車道に下りて、そのうちに「大見エイド３００ｍ」なんて表示が見えて、
「ええっ、もう大見エイド？？」と思うくらい近い感じがしました。名前も掲げて応援してくれていて本当にうれしい！
大見エイドはラン仲間が運営。寒い中ありがとう。準備大変だったでしょうね。
エイドのおかげで走らせていただいております。
年々充実する内容。今年はメロンも登場！
コーラにコーヒー牛乳、お味噌汁もおいしかったです。
さて、次はfrunの杉峠エイドをめざして出発。
大見尾根、ガレてて、走れないイメージ強すぎましたが、意外に乾いていて、傾斜が緩いところは走れました。
２年前に沼になってたところも、かなり水が引いてました。
大見エイドよりは遠い感じがしたけど、それでも予定通りに到着。
豆腐そうめんいただきました。
それからルンルンさん特製、ホット紅茶も。温かいものうれしいです。
杉峠からの下りもまだ元気。
あと２０ｋｍ残して、２時１５分。
うまくすれば１０時間半切れそう。
鞍馬へ下る途中、前を走る女性ランナーから、「まりもさんですか？」と声をかけられた。
私は覚えてなかったのですが、ラン友Ｐさんのお友達のＳさんで、東山３６峰でＰさんと一緒にいたまりもを覚えておられたそう。
なんかうれしくなりました。
でも急な下りはやはり膝に来る。左膝がちょっと痛くなってきたので、自重。
鞍馬では、ラン仲間が応援してくれてました。ありがとう！
鞍馬からの下りでは、それほど膝の痛みも感じなくなりました。このまま行けるかな。
市原エイドを過ぎて、清掃工場までの上りも何とか走れました。
目標タイムまであと１時間強。
河川敷に入る手前で先ほどのＳさんにまた会って、このまま１０時間半切ろうと一緒に行きました。河川敷までは割と調子よかったのですが、河川敷に入って急に疲れが出てきました。Ｓさんが若干先行するも、引いていただいた感じ。一人だったら多分気持ちも切れてたかも。ありがたいです。
しんどかったですが、最後まで歩くことなく走り切れました。
葵橋まではヘロヘロでしたが、ゴールは少し元気を取り戻しました。
タイム１０時間２５分１２秒。前回は１１時間６分だったので、約４０分短縮。
続々ゴールしてくる知り合いの皆さんと、あちこちで歓談。
疲れも吹っ飛びました。
焼き鯖と鯖寿司をお土産に携えて、帰りました。
楽しかった〜。また次回も走りたいです。
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第16回2011鯖街道ウルトラマラソン11/05/22【受付台】 (りっき, 2011-5-22 7:52) 