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6.大会報告室 : 与論島ヨロンマラソン走り旅〜その1

投稿者 トピック
うしまる♪
  • 登録日: 2009-1-13
  • 居住地:
  • 投稿: 186
与論島ヨロンマラソン走り旅〜その9
22km手前で折り返した先の沿道左手に大きな瓶が並んでいます。これは
熟成中のキビ酢の瓶。近年、健康食品としても注目されてます。
この辺りは、付近の島民や近くのホテルで働く人たちが応援してくれて
います。人口よりも動物の頭数の方が多い与論島なので、沿道の皆さんを
観察していると、連れているのは犬でなく山羊だったり、抱いているのは猫でなく雄鶏だったりします。

では、ここでエイドの話。大会要項では、第○給水所、なんて書いて
ありますが、現場では『元気が出る給水所』なんて手書きの看板を
掲げたりしてます。
黒糖、果物、揚げドーナツ、塩お握り、梅干し、パパイヤ漬け…。
後ろの方を走っていたら何も無くなっちゃった、なんて事もないから
大丈夫です。
で、これらが、ただ器に入っているんぢゃなくて、月桃の葉を
〜〜〜九州から沖縄にかけて自生する植物で、葉には抗菌防腐効果が
あり、餅菓子等の包装にも使います。〜〜〜
器に敷いた上に盛り付けたりと、さりげなく郷土色を出している所も
あります。ウッカリ見落としてしまいそうなとこにも添えられた、島の
人達のそんな小さな心使いが、参加者の心をホッとさせてくれます。
記録や入賞を狙って先を急ぐのでなければ、何を摂るかゆっくり撰んだり、
エイド係の島のおばちゃん達と世間話でもしながら、その暖かい人情に
触れるのも良いでしょう。

スポーツドリンクと共に用意されている水。これにも、南の島ならではの
ありがたみがあります。
川のない与論島での主な水源は地下水です。珊瑚礁の島ゆえの石灰岩質から
滲み出した硬度の高い水は美味しいのですが、水回りに沈着する石灰分が
ボイラー等の機械の耐用年数を早めてしまう欠点もありました。
また、農業の拡大に伴い、大量の地下水を汲み上げた結果、そこに海水が
混じったり、化学肥料の残留成分の影響を受け始めるようになりました。

そこで、渇水期の水不足の解消や水質改善のために、淡水化プラントが
建設されました。うしまる♪がヨロンマラソンを走り始めた頃は、この設備は
まだ無く、完成したのは平成13年のことでした。
蛇口を捻れば、エイドに着けば、当たり前の様に出てくる一杯の水にも、
実は、そんな島の事情が背景にあるのです。

宇勝のエイドで元気をもらい、海岸墓地からの坂道をえいやっ!と登れば、
まもなく25kmです。

(つづく…果たしてちゃんと完走できるのか(^^;)

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