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6.大会報告室 : 2010北海道マラソン 10/08/29【受付台】

投稿者 トピック
りっき
運営スタッフ
  • 登録日: 2007-3-7
  • 居住地: 横浜市
  • 投稿: 2747
はじめて救護室のお世話になってしまいました
りっきです。

道マラ出走の皆さん、本当にお疲れさま。
ボランティア参加の皆さん、応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
苦しくも、楽しい道マラを堪能させて頂きました。
いや、やっぱりひたすら苦しかったかな…。
初めて救護室のお世話になってしまいました。
しかも救護のボランティアの皆さんに、本当にお世話になってしまって。
初めての貴重な経験でした。

もともと今シーズンは調子があまり良くなくて、右ふくらはぎの痙攣がしょっちゅう
起こっていたので、今回はそれなりの準備はして臨みました。
ポーチの中に、塩飴7粒、カーボショッツ2個、ビニール袋に入れた精製塩、そして、
サロメチールを1本まるまる…。

目標は、まずは完走。
できれば昨年の記録(3:42:09)を超えたいなぁ…と考えつつスタートラインに着きます。
ただ、いざ号砲が鳴ってみると、すっ飛んでいったいちびりさんにつられ、ついオーバーペースで、キロ5:00程度で突っ込んでいってしまいました。(これが後半の命取り)

15kmのラップは1:15程度(5:03@km)。
ゆきねこさんの応援にも笑顔で応える余裕があったのだけど、20km過ぎには左ハムストリングが痛み出し、次第にペースが落ちていきます。
新川通は日差しを遮るものもなく、真夏の太陽が照りつけ、容赦なく体力と筋力、気力を奪っていきます。
25.7kmの折り返しを過ぎたところで、サロメチールを両足にすり込みカツを入れるんだけど、気持ちは「いつやめようか…。」と完全に逃げモード。
それでも相変わらず続く大声援に後押しされるのと、「やめたら絶対に後で後悔する。」という思いがあったので、とにかく完走だけはしようと、足を進めます。

30km過ぎ。
既にラップは6分台に落ち、暑さのために思考能力はゼロ。
それでも途切れることなく続く応援がとても嬉しくてチカラになります。
「立ち止まりさえしなければ、いつかは必ずゴールにたどり着く…」と、自分で自分に言い聞かせながら、また、呼吸の際に「はっ、はっ…」とリズムを取りながら歩幅を狭めないようにして、足を運びます。

35km過ぎからは「まだゴールに着かないの?」と、本当に待ち遠しかったけれども、ふらふらになりながらも、なんとか4:03:59(グロス)でゴール。
最後は気力だけで走りきったようなものでした。
首にかけてもらった完走メダルがずっしり、重たくて嬉しかった。


預けた荷物を受け取ろうと、ゴール地点から荷物受け取りの場所まで歩いて行く途中、
足の痛みで立っていられなくなりお尻をついしまいます。
すぐに駆けつけてくれた救護ボランティアに付き添われ、救護テントに向かうんだけど、ここで、とうとう両足の太もも、ハム、ふくらはぎが全部同時に痙攣。
今まで経験したことのない激痛に見舞われました。
あと15mほどの救護テントまで歩けなくて、遂に担架。
あまりの激痛ぶりに、救護ボランティアや看護師の方に、
「早くこの痛みを何とかして下さい!!」と取り乱してわめきちらしてしまいました。
(後から思うと、とても恥ずかしかった…)

ただ、自分の症状は、要するに身体の中のミネラル分の枯渇から来るものなので、こういう時に足首を前方にひねったりして、我々がよく足つった時にやるように、筋肉を伸ばしたりしても、一切痛みは引かないんだそうです。
電解質が入った水分を十分とって、それが身体に行き渡らないと痛みは引かない…
それを知っている看護師や救護ボランティアの方は、冷静なもんでした。
そんなの知らない自分の方は、「早く痛みをなんとかして下さい!!」と、取り乱し
続けてしまっていましたが…。

水分補給と点滴の効果で徐々に痛みが引く中、今度は急に全身に悪寒が走りました。
自分の身体じゃないように体中が震え、歯がガチガチ鳴るほど。
「なんか、ちょっとやばいかも…」と、自分でも感じるほどだったのだけど、
ここから先の救護の方の対応は早かった。

全身に毛布を何枚もかけてくれて、両脇には湯たんぽのようなものを挟んで血管を
暖める措置をしてもらいました。
そのうえ極めつけ。
1人の看護師さんが、震えが収まるまでずっと手を握っていてくれました。
自分としても、「ちょっとやばい」という不安感からずっと強く握り看護師さんの手をずっと強く握っていたような…。(至福のひととき)

結局、ゴールした16時ちょっと過ぎから、17:30頃まで救護テントで休んでいたことになります。寒気がした時は自分でもまずいと思ったけど、観護措置のおかげで大事に至らずにすみました。

今回の要因
結局、水分補給不足だったようです。特に、ミネラル分の補給がおろそかになっていたようです。持参した塩も、精製塩だったけど、これじゃダメなんですね。
あとはやっぱり前半のオーバーペース。自分の走力をしっかり見極めないとダメですね。

いずれにしても、17:30頃には回復し、少し遅れてオフ会にも顔出すことができました。
そして、相変わらず企画盛りだくさんの楽しいオフ会を堪能させてもらいました。
幹事のREIさん始め、皆さん本当にお世話になりました。


この経験を忘れないように、来年はしっかり準備を整えて臨みたいと思います。

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