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9.ウルトラマラソンの部屋 : 第63回富士登山競走 10/07/23【受付台】

投稿者 トピック
おやま
  • 登録日: 2007-4-14
  • 居住地: 石川県白山市
  • 投稿: 955
第63回富士登山競走-初サブフォー
"市民ランナーのグランドスラム"。誰が言い始めたのかわからないが、ランニングでタイムを意識し始めたころに聞いた言葉。
・フルマラソンでサブスリー(3時間以内)
・100kmマラソンでサブテン(10時間以内)
・富士登山競走でサブフォー(4時間以内)
それぞれ性格の異なる3つのレースで「よくできました」と言われるタイムを叩き出した者に与えられる勲章。2005年にサブテン、2007年にサブスリーを達成しましたが、日本一の富士山が壁でした。7月23日、富士登山競走で3時間56分37秒、サブフォー達成しましたっ。
以下完走記(長文)です。

馬返し(距離11km/標高差680m)1時間、五合目(4km/800m)1時間、八合目(4km/1110m)1時間20分、山頂(2km/416m)40分がサブフォー目標タイムである。

やまちゃんの車で前日富士吉田入り。1カ月前から咳がひどく追い込んだ練習ができなかったり、前日テントでケモノに襲われるハプニング(謎)もあったが、カーボローディングもトイレ大問題もクリアしてスタート前の状態はほぼベスト。しかしサブフォーのイメージは無かった。

馬返しまでのロードはどんどん傾斜がきつくなるいやらしい区間。無茶しない様に、それでも歩かない様にと心がける。1時間5分くらいかなと思っていたら59分で馬返しが見えてきてほっとする。

五合目までは森林のトレイル区間。四合目あたりでなべさんに追いつかれパスされる。昨年は五合目勝負だったので抜き返せたが今年は山頂勝負。しかし山頂までなべさんの姿を見ることはなかった。次に追いついてくるであろうやまちゃんの足音に怯えながら歩を進める。
五合目通過は1時間54分。6分の貯金がありサブフォーいけるかもと思う。

8合目までは森林限界を超えて、砂礫と岩場が繰り返し待つ区間。過去2回はこの砂礫地獄で体力を使い果たし、立ち止まりを繰り返した。今年はやまちゃんから「超ピッチ走法」を伝授していただき、それを使って6合目の砂礫をクリア。その後の岩場を周りより速いペースで上がったものの8合目付近の砂礫でピッチ(足の回転数)が上がらずペースダウン。深く呼吸をするが酸素摂取が追いつかない様である。見える景色もいつもと違っている。岩場になると同じピッチで登れるのだから不思議である。ピッチを上げるのは有酸素運動で、岩場登りは無酸素運動かしらと思ってしまう。
北海道から(?)応援に駆けつけたトン子さんのけーぜ手拭いでの応援で元気をもらう。
八合目通過は11分遅れて1時間31分。あと35分。

八合目関門からは頂上のゴールとほぼ中間点にある白い鳥居が見える。この区間はずっと岩場なので大丈夫、と思ったら記憶違いで砂礫地獄が始まる。呼吸がいっぱいいっぱいなので「超」がつかないピッチ走法で登る。中間点通過が18分、このまま行くとサブフォーに届かないなあと思うがそこからは岩場だった(喜)。サブフォーを確信したのはゴール3分前、先にゴールしたなべさんの声援をうけゴールした。

念願のグランドスラムを達成しましたが、これを維持してさらなる高みを目指したいと思います。まずは酸素摂取の改善から(笑)。

おやま@石川

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