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9.ウルトラマラソンの部屋 : 第63回富士登山競走 10/07/23【受付台】

投稿者 トピック
やまちゃん
  • 登録日: 2007-3-30
  • 居住地: 横浜市泉区
  • 投稿: 324
第63回富士登山競走 ほろ苦いゴール
りっきさん、受付台いつもありがとうございます。
日本一のレースに参加された皆さん、どうもお疲れ様でした。

18回目の時間内完走ゴールは、前回より16分ダウンのちょっぴりほろ苦いものでした。
北丹沢以来の腰痛、7/17〜19の3連休も丹沢を控えて、ひたすら養生。
際どく癒えて、走るには不安が無い状態になったのはスタート前日でした。

前夜19時過ぎ、自宅を車で出発、ゆめが丘で仲間と合流、朝食を求めて途中のスーパーへ。
調理パンを探したら、カレーパンと揚げソーセージパンしか売っておらず、止むなく購入。
指定の駐車場に車を停め、テントを張って就寝。
隣のテントの変なアベックの影響で浅い眠りに朝を迎える。
カレーパンと揚げソーセージパンとスポドリ1Lを胃に納める。
ここから腹の調子が急降下、スタートまでにトイレへ5回に早くも黄信号。

▲スタート
スタート位置は40分前から頑張ってBグループ最前列。
「エイエイオー」で盛り上がって7時スタート。
暑さ対策に濡れた鉢巻を頭に、これは気持ち良かった。
腹の状態から、給水はスポドリを1杯飲むのみ。
体を冷やすように水1杯を頭から被る。
やはり調子はイマイチ、馬返し手前で早くも歩きが入る。

▲馬返し 1:03:11
それでも、馬返しからの登山道で挽回を考えていた。
ところが、登山道に入ると足に力が入らない。
前のランナーに付いていくのがやっと。
やはり腹の調子からスタミナ不足が原因のようである。
ただ、ぎりぎり渋滞に巻き込まれなくて救われはしたが。

▲5合目 2:00:44
5合目到着は2時間オーバー、足の重さに4時間切りは諦めモード。
バナナ・梅干し・パン・水を頬張り砂礫の中、後半戦へ。
やがて知り合いの応援、嬉しくてカラ元気で応える。
でも、それを過ぎると再び足は動きたくないと駄々をこねる。
元気な時は5号目以降、ほとんど抜かれず行けるのだが、半分くらい抜かれる感じ。
四つん這いの岩場、いつもは大股で豪快に抜きながらよじ登る、稼ぎどころ。
力が入らず小股でセコくちょろちょろしか進めない。
情けなくて、ちょっと踏ん張ったら吊りそうになって焦る。
知り合いにも次々と抜かれ、「どうしたの?」と心配されること10人ほど。

▲8合目 3:33:01
8合目関門は見逃し、ゴール時間が読めない。
足は動かなかったが、幸い息が苦しくならなかった。
ここからも知り合いに抜かれ、付いて行きたかったがどうにもならず。
ダメージを避けるべく段差の少ないポイントを必死に目で追う。
そのポイントに、ちょうど登山者がいて使えないこと多々。
どんなに苦しくても立ち止まっては進まないぞと言い聞かせる。

▲山頂 4:05:54 558位
ゴールが見えて、ダッシュするランナーもいるが、淡々としか進めない。
やっとの思いでゴール、よたよたとベンチに座り込む、とにかく完走できて一安心。
一息ついて、先着の仲間と恒例の日本一の握手の連続。
記録が冴えなくても、これがあるから止められない。

4年ぶりの4時間越えは残念だけど、これが今の実力。
ずっと完走していた同乗の還暦ランナーNさんは、8合目を4秒オーバーで初の涙に残念。
私も還暦までは完走を続けるべく来年もスタートラインへ立ちます。


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やまちゃん@横浜市泉区


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