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6.大会報告室 : 第53回札幌国際ハーフマラソン10/07/04【受付台】

投稿者 トピック
さとっち
  • 登録日: 2010-6-15
  • 居住地: 東京都
  • 投稿: 20
Re: 第53回札幌国際ハーフマラソン10/07/04【受付台】
遅ればせながら、自分も書いてみたので投稿します。
拙い文ではありますが、ご勘弁を。

−−−
札幌国際ハーフは7年ぶり3回目の出場となる。

もともとはハーフを得意としていたが、ここ数年はマラソンに重点を置いていたため、公認ハーフの大会からは遠ざかっていた。
この大会を申し込むときも、「夏場の記録が狙えないハーフのためにわざわざ飛行機乗って札幌まで行くか?」と思わないでもなかったが、レース勘を保つこと、そして初夏までの間モチベーションを保ち、秋以降につなげたい、そのために札幌は格好の大会に思えたのだった。(期限切れ間近のマイレージが有ったというのも大きかったが(笑))

例年5〜6月はトラック5000mがメインになるが、今年は10〜20kmの距離でスピードを維持し続けることを目標に練習に取り組んだ。6月に入ると気温・湿度が高い日が多くなり練習は厳しさを増したが、それでもトラックでの2万m、16000mのペース走や1万mTTなどをこなして大会に備えた。
(が、レース前1週間は気温の変化に体がついていけず、体調がこれまでで最悪の状態に陥ってしまった)

レース当日。
いつものことだが慣れないベッドでよく眠れず、オマケに腰が痛くなってしまった。外は抜けるような青空。昨日の予報だと曇り/雨だったのだが。。。厳しいレースが予想された。
この大会はスタート時間が遅いので、朝食を遅めにとり、ギリギリまでホテルに滞在し、11時前にチェックアウト。この時点でかなりの暑さ!
円山競技場に到着すると、この大会独特の雰囲気が感じられた。実業団や大学生がこんなに多く集まる大会は他に無いのではないだろうか?話し相手もいないのでどうにも落ち着かず、時間も持て余していたので観客席やら控え室やらをうろつく。競技場内をアップする選手が徐々に増えてきたので、自分もアップ開始。緊張のためか体のだるさが感じられず、そこそこ走れそうに思えた。

スタート時間が近づくと選手が競技場内に集まってきたので、その中からなみこさんを探す。あ、いた、この人か。軽く挨拶を交わす。ちなみに今回なみこさんは女子で一番大きなゼッケン番号。無事に完走してくれるといいのだが。。

今回はハーフの公認記録が無かったので、20kmレースの記録でのエントリーとなった。1:11:34で、悪いタイムではないと思うが、スタートは最後尾の位置だった。この大会に出るのならやはりハーフの公認記録も作っておいたほうが良さそうだ。とはいえ、参加選手のレベルが高いため、最後尾からのスタートでもあまりストレスは感じなかった。
トラックを1周半し、マラソンゲートに向かう辺りでなみこさんを発見。北海道の速い女性ランナーよりもだいぶ前にいたので、ちょっと驚いた。近づくとかなり息が上がってる様子。ちょっと頑張り過ぎじゃないかな?リラックスって声を掛けようか、、、しかしそれで完走できませんでした、なんてことになったら責任を感じてしまうので、声を掛けずに抜き去った。

7年前は1kmごとの距離表示が無いことなんて気にも留めなかったが、いまはやはり気になる。ペースを確認するのに距離表示は非常に重要なので、この点は改善していただきたい。
下り坂が終わって暫くすると大通公園に差し掛かる。このあたりは木陰が多いので割と走りやすい。それにしても相変わらずのギャラリーの多さ。一流選手はともかく、たいして速くも無い自分のような選手にさえも、多くの方々が応援をしてくれる。有り難いことだ。
5km通過。タイムは18:14。まあこんなものか?
大通公園、繁華街を過ぎて、南大橋に向けて左折するといよいよ日陰が無くなり、暑さとの戦いとなる。今回はサングラスをかけていたので、視覚的に暑さが和らいでいるように感じられた。しかしこの辺りから腹が重くなってきた。胃腸の働きが弱っているような感じ。このところ眠りが浅い日が何日もあったのが影響しているのだろうか。
橋を渡り、しばらくすると反対車線にトップの選手が見えてきた。後ろ姿だけでもテレビに映らんかな?などと思って道路右寄りを走る。(全然映っていませんでしたw)

10k地点通過。タイムは36:23。一週間前に行った1万mTTのタイムよりも10秒以上遅いが、暑さのせいだと自分に言い訳をする。
まもなく折り返し地点に差し掛かる。ここでfrunのノボリが立っている筈なので、注意して周囲を見回すと、ありました。折り返しを少し過ぎた辺り。なるほどここはテレビに映りそうだ。この時はまだREIさんと面識が無かったが、ゼッケンとウェアで見つけてくれたのだろう、通過するときに「さとっちさん!」と声を掛けてくれた。手を上げて答える。

反対車線に10km関門が見えてきた。この辺りはもう選手はまばらだ。関門前を通り過ぎて、しばらく行くと赤いウェアの女性が見えた。なみこさんだ!時計を見ると、、もう閉鎖まで20秒を切っている。厳しい、いやたぶん無理だ。でも苦しそうな表情で懸命に走っている。諦めている感じではない。すれ違うときに「ファイト!」と声を掛けたが、気づかなかったかな。名前を呼べば良かったか。

そこからしばらくはあまり印象に残っていない。暑さと腹の違和感に耐えながら淡々と走っていたと思う。
15k通過。この5kのラップは18:58。かろうじて19分を切っていたが、もはやこのペースを維持できる力は残っていない。と同時に終盤の上り坂の存在が気になりだした。「(こんな状態ではあの坂は登れないから、ペースを落とそうか?)」とも一瞬思ったが、自分を抜いていく選手や落ちてくる選手を利用しながらペースを維持した。この辺りからだったか定かでないが、のどの渇きが気になってきた。給水をもう少し増やして欲しいと思った。

大通の長い直線が終わるあたりで、Kazoom!!さんから応援を頂いた。この辺りも既に緩やかに登っていて、もう余裕なし。交差点を2度曲がりいよいよ最後の難所へ。
それまで並走していた2人にたちまち離され、さらに2人くらい抜かれる。
「抜かれて悔しくないのか!?付いていけよ!」と言う自分と、「あの人は強そうだから無理に付いていかなくてもいいのでは」と言う自分。今回はすんなり後者に従ってしまう。
結局ジョグのようなペースになってしまい、とにかく我慢で登っていく。

20km地点通過。この5kmのラップは20:08だが、秒の桁まで見る余裕がなく、20分を切れなかったことにややガッカリした。
ようやく坂を上りきって競技場内に入る。この時点で1時間17分台。残りトラック1周ちょっとで2分はかからないだろうから、20分は切れそうだ、と思った(が、この計算は少し甘すぎた)。
トラックを1周して、あと残り100m。あれ?ちょっとヤバイ?でも大丈夫か。一応ラストスパートして、ゴール。自分の時計で1時間19分51秒(公式タイムは52秒)。
前回は22分台、前々回は21分台だったはずなので、この大会としてはベストの記録。ただ、当初は18分を目標にしていたので、それには全然届かずだった。
ちなみにこの大会は記録証をもらえません。(大会当日に申請すればもらえるらしい…今になってそんな記載があることに気が付いた。)なので、前回と前々回の記録控えが残っておらず、正確なタイムが分からなくなってしまった。ヘボいタイムでもやっぱり記録証は欲しいので、申請なしでもらえるようにして欲しい。

いくつか改善して欲しいところはあるものの、やはり取り組み甲斐のある大会で、来年以降も資格があるうちは出場し続けたいと思う。
−−−

最後に、応援いただいたREIさん、Kazoom!!さん、飲み会を企画していただいたgenさんほか皆さん、ありがとうございました。
来年も行くつもりなので、よろしくお願いします。

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