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9.ウルトラマラソンの部屋 : 第25回サロマ湖100kmウルトラマラソン10/06/27【受付台】

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投稿者 トピック
gen 投稿日時: 2010-6-28 18:04
  • 登録日: 2007-3-28
  • 居住地: 北海道札幌市
  • 投稿: 1196
ダブルクーラー作戦
りっきさん、いつもありがとうございます。
4回目のサロマ行ってまいりました。
結果は、12時間47分で何とか完走出来ました。

前日、遠軽の旅館に入った時、北見は37度だったそうで
暑さ対策を自分なりに考えて実行しました。
3箇所のエイドは、ぜりー、ゼリー、アンパンと凍らしたカルピス。
55kmレストステーション地点は、サンドイッチと500mlのコーラとおしぼり
ノースリーブシャツ、重めのシューズ。

前夜祭は少し遅くなったらほとんど食いもんが無かったがモリモリさんが
お蕎麦を調達してくれていただき、おやまさんに手ぬぐいを貰い
すぐ終わってしまった。
旅館で晩飯食ってる時に東京から来ている個人の人が乗っけてくれないかと
相談があり、朝、2時半、その人を乗っけて体育館へ。
ほどなくバニーさんに会い、手ぬぐいを首に巻いていたのでそれに倣い
洗面所に行って一度水洗いして、手ぬぐいを帽子の上から鉢巻きにして
ヘッドクーラーにし、首にはネッククーラーとダブルクーラーで走る事にした。

スタートは少し寒いくらいで、半袖でちょうど良かった。
今回は、いつもGTなどの重い靴ですが、水をかけると重くなるのが嫌だったのと
4回目なんで、少し試してみようかと、軽めの廃盤になったフリークスにした。
関門時間でしか走れませんので、足をなるべく使わないようにレストハウスまで行き
あとは関門が少しきつくなるとこは、貯金を少しずつ分けて走ります。

下記のような関門になってます。
50〜60キロは、キロ6:30では走れませんので最低でも20分から30分の貯金が必要です。
km 時間　　1キロラップ
42 5'30” 7:49
50 1'0” 7:42
60 1'5” 6:30
70 1'10” 7:0
80 1'15” 7:30
90 1'30” 9:0
100 1'30” 9:0
いつも練習は、5キロ34分前後でやってますので普通に走れば問題なく
あとは暑さで思考回路が狂わないようにする。やめれという囁きかな。

最後尾にならび、ロスタイムは、3分。、
3キロ、スタート地点に戻ってきて、モリモリさんと小問題。、
何事もなく10キロ超えてすぐワイナイナがやってきた。
また少しして、frunの高速ランナーが、やってきて、ハイタッチしました。
みんな、まだ暑さも感じずちょうど良い感じ。
おやまさんは、昨年より、だいぶ抑え目に走っていたでしょうか。
トイレの数も増え、立ちションしている人は大分少なかった。暑かったのもありますが。

20キロを超えたあたりから、じわじわ気温が上がり30キロのエイドでゼリーを取った辺りでは
ちらほら歩いている人がいました。頭と首の温度を手で触りながら走りましたが、
両方ともまだ冷たいくらいでした。

35キロでは、スイカ、あんぱん、オレンジなどを詰めて、走り始めると、どば〜っと汗が出始めました。
それからは、内陸に入り暑さが厳しくなり、多少のアップダウンがあります。

○ャガーさんが私設エイドをやってくれており、パインをいただきました。
40キロの芭露（ばろう）では、ichanさんがエイドをやってくれて冷たい水が美味しかったっす。
芭露を超えサロマ湖に入るとフルの地点があります。

ど〜んと撃沈した人が結構しました。木陰に入るので少し楽になりましたが、そこから内陸に入り
レストステーションへ。風のない、内陸がきつかったです。
まだ、わりと余裕があり、サンドイッチとコーラを急いで食べ
ノースリーブに着替え、靴下を取替えすぐスタート。
もうかぶり水がありませんでした。
60を超えた所では、怪しい人間二人がポリを持って
自分の車に戻った奴がいて、何だべとURCのランナーと話していたら、水泥棒でした。
自分のチームの奴らに配るんでしょうか。一滴もないんだも。
その後坂を下りて限界に近づいたとこで、またしてもichanさんに冷たい水を貰い、。
中学の同級生がいる、65キロエイドへ。

ず〜っとヘッドクーラー、ネッククーラーに補給しながらでしたが限界。
太腿に水、頭には、水を掻けながらの再スタート。
エイドのゼリーは熱くなっていて口に入れて吐き出してしまった。
このあたりから水が一番合っているようでした。
水分を入れるとすぐ大量の汗が出ているので体調は問題なし。
魔女の森は林の中なんで助かりました。
ソールの薄いシューズのせいか、
左脛の外側が硬くなって痛くなってきました。
これはその後、最後まで、途中で少し止まり、ぐりぐりしながら走る事に。

70キロ手前で冷たいおしぼりなどを貰って、関門が現実的になってきます。
ペースが上がる人、諦める人、それぞれ。
足は動くので、足だけ動かし75キロ手前の、鶴雅リゾートへ。
さすがにこの暑さで、今まで売り切れで食べたことのない、お汁粉が大量に余っていて
ほいどの私は、ひとつ頂くと、気持ち悪くなりましたが完食し、ワッカへ向かいます。
URCで間に合わなかった人が、も〜大丈夫だ　と声をかけてくれ嬉しかったですが
歩くと関門アウトですの。タイムは、キロ8分弱でしょうか。
75キロに来たとこで、50分弱だったかな。それでも大丈夫かな〜と思いながら、
一人でカウントダウンして、ワッカ前のスペシャルエイドへ、凍らせたカルピスはぬるかったけど
飲むことが出来る温度でしたが、アンパンは食う元気はなく捨ててしまいました。
不思議なもんで、55キロ以降お汁粉以外は水だけですが、何とかなりました。

80キロの地点まで、500ｍちょっと、坂を上る手前で、サブテンちょっとの人がどんどん下ってきます。
氷を脛、太腿に擦り込み、ストレッチをしながら90キロまでの10キロが一番長かったです。
しかし、ハマナスがずいぶん咲いてるな〜と思ってたら、コンビニの袋をそっと脇におく女性がいた。
すぐ近くのエイドまで持っていけばいいのにね〜。
私より早くて追いつけなかった。

90キロ手前の折り返しで、しぶままさんが、関門の魔術師!!と声をかけてくれてちょっと元気が出ました。

95キロ手前くらいで、あらって感じでしぶままさんに追いつきましたが、追いついた途端に走り始め
少し併走しましたが、エイドで止まっている間に、いなくなってしまいました（笑）
道マラお待ちしていますぞ。
95キロで50分あったので、完走がようやく現実的に感じました。
ラスト200ｍくらいのとこで、待ちくたびれた〜　とおやまさんに言われ、旗持っていくかい？って
言われたので、ありがたくｆｒｕｎの旗を右手に持ってゴールインする事が出来ました。
私が出場始めて3年間、ずっと寒いサロマで、一度暑いサロマで走りたいと思っていたので
走る事が出来て、完走も出来たので、本州の暑さは知らんのですが
北海道では、これ以上暑い大会はないでしょうから、多少自信がつきました。

今回は、けーぜさんの手ぬぐいを利用したダブルクーラー作戦とでもいいましょうかね。
頭がしゃきっとしていて効果ありましたよ。
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