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じん |
投稿日時: 2010-6-27 15:56 |
- 登録日: 2007-3-28
- 居住地: 愛知県
- 投稿: 260
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- Re: 第5回隠岐の島ウルトラマラソン【受付台】ありがとう最多の日
- りっきさん、毎度の受付台設置 ありがとうございます。
第5回隠岐の島ウルトラマラソンに参加してきました。自分にとっては初の100kmマラソンです。 この大会、5回目ということでサロマや四万十などに比べて認知度が低く、FRUNのなかでも参加された方は少数だと思われますので、周辺情報や大会の雰囲気などを交えつつ報告を。
〔大会準備〕 開催場所が島なので交通手段は船か飛行機、それに前後の2泊の宿泊が必要です。船は他の島に立寄るフェリー便(所要時間約4時間)と直行の高速船(約1時間20分)の2種類あります。今回は大会申込み後に送られてくるJTB西日本のパンフレットの中から往復とも高速船、宿は民宿の相部屋としました。(ホテルのシングル数が少ないため単独参加の場合は早目に申し込まないと相部屋になります) 6月上旬には大会の案内、参加証、(小学1年生の応援メッセージも入っていました)も届き、名古屋からの新幹線や岡山からの特急の切符手配も済ませ、あとは参加するばかりとなりました。なんかワクワクする気持ちと不安な気持ちとが半々です。思えば10年程前走り始めた頃、100kmを走ろうとすることでこんな気持ちになるなんて思ってもみませんでした。なにか感慨深いものがあります。
〔大会前日〕移動日 家を出るとき雨が降っていました。天気予報でも全国的に梅雨らしい中途半端な予報が出ています。走る分には暑くなるよりマシということであまり気にならず。 名古屋から新幹線、岡山からJR線、米子からバスに乗り継ぎましたが、誤算が2つ。1つは岡山で昼食に駅弁を、と思っていましたが駅のホームにも特急の車内販売もなく、結局食いっぱぐれ。もう1つは米子から七類港までのバスの時刻。Yahooの路線で調べたときには米子発15:00となっていたのですが実際は15:30。一瞬 エッ!と思いましたがよく考えてみると七類港での待ち時間が米子に移っただけのこと。どうやら船の出港時刻に合わせて季節によって15:00だったり15:30だったり、運休だったりするようです。 七類港からの高速船は揺れも少なく快適でしたが、座席にシートベルト着用なので船外に出たり、景色を楽しむことは出来ません。 西郷港に到着。いよいよ隠岐の島上陸です。船が到着するとバスが待っていて受付&前夜祭会場まで送ってくれます。受付を済ませ、前夜祭会場でなにか食べ物をと思ったのですが、あまり残っていなくてそのまま宿に向かいました。 同部屋となった方は横浜と福岡の方です。初対面といってもそこは同好の士、話題に困ることはありません。風呂、食事を済ませ、明日の準備をしてサッカー観戦(オランダ戦)。前半終了時点で寝入ってしまい、点を入れられたのはなんとか分かりましたが、次に見たときは終わってました。どうやら順当に負けたらしいということでテレビも消して本格的に就寝。逆に勝ってでもいたら眠れなかったかもしれません。
〔大会当日〕 朝2時半に起床。3時ごろから朝食、宿の人も大変です。さすがにいつもよりかなり早いのでまた胃が働いてない感じ。4時ごろ宿の人にスタート地点まで送ってもらいます。雨は降ってません。荷物を預けたり開会式を行ったりで5時100kmスタート。既に沿道には日曜日早朝にもかかわらず大勢の人が声援を送ってくれています。序盤は周囲に合わせて6分/kmぐらいのペース。なんだかこのままゴールまで行けそうな気がします。しかし8時半ごろからポツリポツリと雨が。。。なんか早すぎるやないかと思っているうちにだんだん激しくなり、そのうち雷も鳴り出しました。それでもコース最大の坂もクリアして48.5kmのレストステーションに到着。ここでソーメン、おにぎり、みそしるなどを摂って後半へ。60km手前から足が重くなりスローダウン。加えて、これでもかといわんばかりのアップダウン。ふと気がつくと10分/kmまで落ちていました。今我慢すればいずれ復活することを信じて上りでは歩き、下りでも歩幅を落としてとにかく前へ進んでいきます。救われたのはエイドの多さ。全部で34ヶ所、後半は2.5〜3km毎にあり、とりあえず次のエイドまでがんばろうという気になります。普段の1km2kmはたいした距離ではないと思えるのですが、100km終盤の1km2kmの長いこと!!結局最後まで復活を実感することはありませんでした。夏至前日で日中の時間がいちばん長い時期なのに薄暗くなりかけた頃にようやくゴール。13:52’51”でした。ゴール後なんとか着替えて宿へ。お腹はすいているはずなのに水の摂り過ぎか、胃腸の働きが弱っているのかせっかくの食事があまり喉に通らず、シューズなど片付ける気にもならず、ダウンしてしまいました。 自分の記録はともかく島のみなさんの暖かい応援が印象に残ってます。早朝から夕方まで、雨が降っても傘をさしたり、合羽を着たり。すれ違う車の中からも、中にはブルーシート広げてみんなでビール飲みながら応援している人も。ゼッケンNoから名前で呼んでくれる人も。「ありがとう」という言葉を何回、口にしたかわかりません。おそらく今までの自分の人生の中で“「ありがとう」最多の日”ではないかと思います。またエイドでも中学生、高校生が水を手渡してくれたり、特に雨が降っている時には雨水が入らないように手渡す直前まで蓋をしていてくれたりと細かい気遣いもしてくれました。77km過ぎのエイドでは女子高生が氷でアイシングをしてくれ思わず「あー気持ちいい」と叫んでしまいました。 隠岐の島はアップダウンとトンネルと声援が多い大会です。
〔大会翌日〕移動日 翌朝の高速船で西郷港から境港へ。荷物はウェアが雨と汗を吸っている分重くなっています。相部屋の2人とはここでお別れ。みんな良い人でよかった。以前からの知り合いのような感じでした。走っている限りまたいつか、どこかで会えるでしょう。自分は直ぐに鬼太郎列車で米子に向かいましたが、時間と体力があれば水木しげるロードとか水木しげる記念館などに立寄るのも良いかもしれません。米子からは行きと逆ルートで名古屋へ。今度は米子駅でしっかり駅弁買いました。充実の3日間でした
じん@初100kmが隠岐の島でよかった!!!
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