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9.ウルトラマラソンの部屋 : 2010さくら道国際ネイチャーラン10/04/16〜19【受付台】

投稿者 トピック
バニー
  • 登録日: 2008-2-3
  • 居住地: 東京都
  • 投稿: 1288
2010さくら道国際ネイチャーラン(〜220km)
空が白みかける頃に、90番のランナーさんと前後するようになった。
橋の上は凍っていた。
少し前方にもピンクのゼッケンの女性が道を振り返りながら走っていた。(後で聞いたら間違えたのかと思い、引き返そうとしていたとのこと)ベテランの女性ランナーという感じの方だった。

坂を下ると道の駅のエイドがあった。ほぼ同時に90番のランナーとベテラン女性ランナーさんと私の3人が到着した。
Lエイドだったので、荷物を預けることができたので、一晩中世話になったヘッドライトを預けた。
軽く食事と飲み物をいただいてから、トイレに行った。

トイレでスパッツを下ろそうとしたらスパッツが触っただけで腿が痛かった。
筋肉痛というよりは皮膚が痛いという感じだった。
ウエストバックで痛かったお腹あたりも特に赤くもなっていなかったけれど、触ると同じように痛かった。体中のあちこちが傷んでいるんだろう。

トイレは様式の便座が暖かい居心地の良いトイレだった。
用をたし終わってもぼーっと座っていたら一瞬眠ってしまった。
このまま眠ってしまうといつ起きるがわからない。それならいっそここできっちり眠ろうとおもった。
きっちりといってもそんなに寝ているわけにはいかない。
携帯を取り出すと5時33分だったので、40分にアラームをかけた。
すぐに眠りに落ちアラームの音で目が覚めた。
たった7分だったけど、頭はすっきりと目覚めた。

再び走り出すと、頭はすっきりとしたものの足が軽くなったわけではない。
くだりになると足の裏がめちゃくちゃ痛かった。
アディゼロで走っているのだが、軽くてよいのだが、やはり底が薄いのかなぁ〜とおもった。

菅沼の合掌集落が見えるあたりで90番さんに追いついた。
私の方が先に出発したはずなのに後から来たのでおどろかれたので、トイレで寝ていたと話した。

この後には後半のメインの上りの五箇山がある。
五箇山登る手前のエイド「五箇山タクシー」で朝の荷物を受け取る。
白の長袖といつもの赤いfrunの半袖ユニの重ね着に着替えた。
しかし、そのままでは寒そうだったのでゴアテックスの上着はまだ着ていくことにした。
このエイドでカレーきしめん(本当はパスタだったよう)をいただく。

走り出すとゴアテックスの下を脱いだので足が寒い気がした。
しかし、すぐに上りが始まると気にならなくなった。
この上りは歩いても走っても変わらないから歩いてもいいと聞いていた。
でも、初めの方は走れたので、ちょこちょこと走って登った。
少し上の方でこちらに向かって手を振っている人が見えた。
おやまさんに似ているように見えたが、そんなところに居るはずがないと思っていたので、幻かもしれないとおもいしばらく見つめたまま走る。
どうやら本物らしいとわかったので、手を振った。

さくら道ネイチャーは大会の公正さを重んじるので、特定のランナーの併走や、私設エイドを禁じている。
せっかく応援に来てもらっても、併走してもらうわけにはいかないのだ。
それを伝えると、車で上のエイドに行き待っているといってくれた。
上を見上げるとかなり遠くに見えるあの黄色い三角が次のエイドらしかった。
振り返ると山々が素晴らしい景色を見せていた。
それとは関係なくこの上りは辛い。
でも、下から90番さんがちょこちょこと走ってやってくる。
走れるのかぁ〜と思い、走ったり歩いたりしながらどうにか次のエイドへ到着した。
そのエイドでも荷物を預けられるというので、ここでゴアテックスの上着を預けた。
そして首に巻いていたタオルをお腹にあてスパッツに挟んだ。上着の厚みががなくなったのでお腹にウエストバックが痛くならないようにした。

このエイドのアップルパイがめちゃくちゃ美味しかった。
もっとゆっくりしていたかったけれど、これからうわさのトンネルがある。
コレを下るのはいやだなぁとおやまさんに言うと、向こうの下りはもう少し緩やかだと教えてくたれ。
そして、かなりお待たせすると思うがゴールで待っていてくださいとお願いした。
(このときはまだ自分のことで精一杯でした)

短いトンネルの後、有名な3.2kmある五箇山トンネルとなる。
歩道は狭く、途中で水が溜まっていたりする。照明もあるのだが、明かりと明かりの間が薄暗くなっていて足元が良く見えない。
車が来なければ車道を走ったが、それなりに車の通るトンネルだったので、用心しながら歩道をはしる。
出口までの距離表示がところどころにある。たかが3kmされど3km。やっぱり長いトンネルだった。

トンネルの出口を出るとエイドの代わりに自衛隊の方が給水のための車を用意してくれていて水をいっぱいいただいた。
ピンクのジャケットの大会係員も声をかけてくれ「まだ時間は沢山あるからゆっくり行きなさい」といってくれた。
そうなの?まだ時間は気にしなくてもいいんだ???

五箇山の下りは決して緩やかではなかった。
心の中でおやまさんのうそつき〜!と叫びながら歩いてくだった。
もう、腿の前側が痛くて走っては降りられないのだ。
斜度がゆるくなるところまでとにかく歩いた。
平地になれば走ることもできたが、とにかく下りは無理!

坂を降りきったエイドで、坂道が降りられない〜とぼやいていると、エイドの方がマッサージしましょうか?と申し出てくれた。
夜中のマッサージで気をよくしていたので、軽めでといいながらお願いした。
しかし今度のマッサージは夜中のとは違っていた。
ううう痛ぁ〜い!軽くって言ったのにぃ〜!!
U治療院の毒鍼にも痛がらない私が痛い痛いと呻きながらマッサージを受けていると90番さん達もエイドに到着した。
マッサージのあとたこ焼きを2ついただいていると、応援のKちゃんがやってきた。食べられてるなら大丈夫と若いながらも経験豊富なKちゃんから完走の太鼓判をいただいた。

マッサージは痛かったが走り出したら足が動く。
残りは30kmちょっと。残りはわずか。もう勝ったも同然な距離。って思うところが思考が壊れてるところ。
エイドね人に教えられたとおり素晴らしい桜が咲いている中を快走した。
やっぱりこのくらいで走ると気持ちいい〜。
ってここでようやくまだ30km「も」あることに気がついた。
練習で30km走しようと思ったら大変じゃん!

というわけで途中でペースダウンしながらも次のエイドに到着した。
ファミマの駐車場に作られたエイドで、ここのトイレで長袖を脱いでいつものfrunの半袖ユニだけになった。手袋もいらなかと思ったが、水色の軍手はしたまま行くことにした。

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