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9.ウルトラマラソンの部屋 : 2010さくら道国際ネイチャーラン10/04/16〜19【受付台】

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投稿者 トピック
バニー 投稿日時: 2010-4-25 10:10
  • 登録日: 2008-2-3
  • 居住地: 東京都
  • 投稿: 1288
2010さくら道国際ネイチャーラン（スタート〜50km）
あっという間に一週間経ってしまいました。
先週の今頃はゴール予想タイムが後ろ倒しになっていく〜とか思いながら走っていたんだなぁ…とか。。。
お布団にぬくぬくしながら眠れる夜のありがたさを感じてみたりしています。

そしてようやく完走記ですが、まだ完走できていません。
なので連載になる予定です。
最初は全然盛り上がっていませんが、気長にお読みください。

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雨はほとんどあがっていた。
108名のランナーが６組に別れて３分毎にスタートする。
私は１組スタートで6時ジャストに名古屋城を出た。
一緒のスタートにはウルトラ美女部のＮちゃんや去年Ｋさんの伴走で彩湖を走ったときお会いしたジョイナーさん(仮名)がいた。

トップ争いをしそうな男性たちが先に行ってしまったが、あとは皆さんと一緒にゆっくりジョグ。

最初のエイドは11kmくらいで1時間ちょっとだったのでキロ６分といったところだった。
10km過ぎたということはこの25倍走ればいいわけだ。どうってことないような気もするし、ものすごく大変なような気もする。
まだお腹はすいてなかったけど、Ｎちゃんと一緒にここでプリンをいただいた。
つるんと飲み込んでしまったけど、先は長いのだから次のエイドからはしっかり噛んで食べるようにしようと思った。
このエイドで小さいチューブに入った蜂蜜を勧められた。
去年の富士五湖の70kmのエイドで何をみても食べたいと思わしくなったことを思い出していただいていくことにした。
初めての超長距離だ、胃腸がもつのかどうかもわからない。
結局最後までこの蜂蜜を口にすることは無かったが、食べられなくなってもコレがあるというのがずっと御守りのようだった。

エイドは約5km毎に５０ほど設置されており、Ｓ・Ｍ・Ｌと規模によって三種類のエイド設定になっている。
Ｓは飲み物だけ、Ｍは飲み物と果物や菓子などの軽い食料、Ｌはサンドイッチやおにぎり、そのエイドの名物のものなど食事をとることができ、荷物を預けたり受け取ったりすることのできるエイドだった。
このＬエイドがほぼ２０ｋｍ毎にあるので、自分の到着時刻を考えて、夜用の衣服やライトを預けることになる。

周りのランナーさんと自己紹介がてらおしゃべりしながら走る。ゼッケン13さんは私より年配ランナーだが彼も初参加とのことでしばらくおしゃべりした。
後ろの組のランナーが追いついてくると、私達のグループのスピードも上がってくる気がした。
でも引っ張らてついていかないようにした。
初心者なんだから、ゆっくりゆっくり行こう。

去年、白鳥のエイドでお手伝いをしたときに出会ったフランスからのランナー、ティエリー(♂)さんも同じ組のスタートだった。
言葉を交わすことはなかったけど、たまに目配せというかアイコンタクトで走っていた。

途中の公園でトイレを借りたので、１組は見えなくなった。
ここからしばらくＮちゃんとおしゃべりしながらの二人旅となった。

木曽川を渡る橋にでは、景色の良さにＮちゃんに写真を撮ってもらった。
mixiにアップしながら走るつもりだったが、皆さんあまりエイドでゆっくりしないし、走るのに忙しくてなかなかできそうもなかった。

渡ったところに今回はおめでたで参加を見送ったＫちゃん達が応援にきていてくれていた。

木曽川を渡ってすぐの交差点に進行方向を示す「さくら道国際ネイチャーラン」と書かれたピンクの看板が立っていた。
表示方向が微妙で、おしゃべりに夢中だった私たちはそのまま直進しそうになったが、ふと右をみると１００ｍさきにもピンクの看板がたっていたのでどうやら右折するらしかった。
危ない危ない。（なので間違えちゃったという方の話を聞いたときにすぐにここだとわかりました）

もうすぐ４０kmになろうとしていたけどまだどこまでも走っていけそうな感じだった。
信号待ちをしているグループに追いついた。
分かれた同じ1組スタートの１３番さんがいた。
「やっぱり速すぎました」と言っていた。Ｕ治療院仲間（？）のＳさんもいた。

岐阜城の横を過ぎる頃には４〜５人のグループで走っていて、史実にくわしい方が岐阜城の天守閣が見えると教えてくれた。

Ｎちゃんは見た目もかわいらしく、行動もかわいらしいので、どのエイドでも人気者。
次のエイドで少しゆっくりしているようだったので、信号が変わりそうにるのを見て慌てて出発した１３番さんと一緒に出発した。
ここからしばらくは１３番さんと道連れになるが、それもいつの間にか分かれて一人旅となっていた。

ようやく50kmのエイドに到着した。11時くらいだった。
ここではそうめんをいただいた。写真をとりmixiにアップする。
日焼け止めを預けていたのでここで塗りなおして再び預けた。
そんな作業をしているとＮちゃんが到着した。入れ違いくらいに出発する。

50kmといってもまだ5分の1。フルマラソンだとまだ8km地点といったところだ。
ベテランのランナーさんと若い102番のランナーさんと走っていた。
5分の1の話をするとベテランランナーさんに「あまり距離は考えないほうがいい」といわれた。
とにかく最初のチェックポイント106.9kmの白鳥のエイドを目指していくこと。
その後、中間地点をすぎれば距離はだんだん引き算になって減ってゆくので気持ちも楽になると教えられた。
白鳥には去年エイドの手伝いをしたときに良くしていただいた人たちが待っていてくれるはずだった。

今回のゼッケンは年齢順なので102番ということはかなり若い。
彼とは去年のサロマで1分差くらいでゴールしたようだったし、今年別大を走ったそうなので、応援に行ったときにも会っているはずだった。
そんな話をしながら、しばらく3人旅をしていたが、彼らが少しスピードアップしたようだったので、置いていってもらうことにした。
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