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6.大会報告室 : 第３０回 篠山ABCマラソン10/03/07【受付台】

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投稿者 トピック
hoyohoyo 投稿日時: 2010-3-8 15:52
  • 登録日: 2007-10-16
  • 居住地: 三重県
  • 投稿: 697
雨の篠山マラソン 完走記（長文）
防府での失敗レースが頭に残っているので、今回の篠山では、問題かなあと思われるところを修正してみた。

�／�事
　防府ではレセプションに出席。ビールがでたので、一杯だけいただく。でも、思ったより炭水化物がなく、しかも食べ過ぎたかもしれない。そもそも、レース前三日間にちょっと食べ過ぎの傾向があり、当日の朝にもけっこう食べたためか、レース前にお腹がゆるかった。
→木曜日の昼、夜にはうどんを一杯ずつ追加して食べたほか、金曜、土曜もちょっとごはんやうどんを増やし目にしただけ。前日の夜はパスタを大盛、そして小サイズのピザ。アルコールはなし。バナナでうちどめ。朝は吉野家で牛丼の大盛。それからレースまでは何も食べずに臨んだ。

�⊃�
　防府では、けっこうレース前に水を飲みすぎて、走り始めてからすぐに尿意を催し、十分な給水ができなかったので、二日ほどまえから、水はちびちびと飲み続け、レース前に呑みすぎないようにした。

��睡眠
　レース前日、ホテル泊とあって、どうもあまり寝付きがよくない。防府はどうせ眠れないのなら、と、夜遅くまでテレビを見ていた。今回は１０時には決意してピタっと就寝。途中で目を覚ましたが、その後朝まで熟睡。

�ち案�の下見、アップ
　防府では、前日の下見ジョグで逆風の中8km以上走ってかなり消耗した。今回は、下見もなし、試走もなし。ぶっつけ本番だが、地図をみて、イメトレはしておいた。できるだけ体力を温存する作戦に切り替えた。
　その流れで、アップジョグも、ゲート締切１０分前から１０分程度やっただけ。

�ケ�、風対策
　防府では、途中で暑くなってビニールを脱いでしまったが、今回は、風がやんで雨もやんで少々暑くなっても、後半いつ風が吹き、雨が振っても体が冷えないように、ビニールは結局ゴールまでずっと着ていた。
　その他、ファイントラックのアンダーシャツ、帽子・手袋・半ズボン（山用）には防水スプレー、手袋の下に薄手のビニール手袋と、完全装備。ほとんど濡れず、寒くなかった。

�ξ�習
　防府の前は、怪我をしたということもあったが、ハーフを２本入れたので、ロング走があまりできなかった。ハーフではベストを更新したが、そこにピークがきてしまった感覚がある。その後、疲労回復のために休養モードになりすぎて、調子が落ちていた。
　今回は、フルの前には一切レースをいれず、ロング中心に、35km走、40k走を繰り返した。二週間前にもスタミナアップのため、週末に35km、44kmと走った。これはちょっとやりすぎだと思うが、スタミナ的には十分な自信をもって臨めた。
　４月の長野を本命レースと考えているので、マラソンレースペース以上で走ることは極力避け、調子の波がピークに達しないようにした。

以上のように、出来る限りのことはやって、臨んだので、けっこう落ち着いてレースに臨めた。

スタートも、登録の最後の方だったので、38秒のロスタイム。そのあと、1kmまでけっこうノロノロ走行だったが、焦らず徐々にスピードをあげていった。

ところが、ここで大失敗。スタート地点でガーミンのラップボタンを押したつもりが、ストップボタンを押してしまっていて、1km地点で時計をみると、なんと止まっている。驚いてそれから修正したが、正確なラップはとれなかった。しようがないので、ガーミンはペース管理に使うことにして、5kmごとの時計をみて、タイムを確認するという感じになってしまった。

前半はとにかくリラックスして、十分に余裕をもって走ることに心がけた。ペースは体にまかせて、時計で確認する。だいたい前半は、4分45秒ぐらいから50秒ぐらいで刻んでいけた。

5kmの時計は、24分30秒。ロスタイムを除いて約24分。10kmは48分40秒ぐらい。15kmは66分50秒。このあたりはほぼイーブン。ちょうど、同じようなタイムの刻み方をしている男女ランナーがいたので、併走させてもらう。

20km近くになって、ブラスバンド演奏がきこえてくる。「走る走る〜おれ〜た〜ち〜」から、「負けないで」へと曲が変わる。この曲をきいてなんだか涙が出てきた。そういえば、この一年、頑張ってきたよな〜という思いが込み上げてくる。その結果として、今の走りがある。そのあとずっと、「最後まで走り抜けて〜」という曲が頭の中で廻っていた。

15kmでは、スペシャルドリンクを渡してもらった。篠山ではスペシャルドリンクがおけるので、欲張って、15kmから5km毎の地点すべてに置いてもらった。中身はリプレニッシュ。練習で使ってみて、これが一番よいと感じたドリンクにした。ポケットにはベスパを忍ばせてある。もし取り損なったら相当に精神的ダメージがおおきいので、コチラの方は身につけて走ることにしたのだ。

スペシャルドリンクは、前もって手をあげると、ナンバーを読んでくれて、手渡してくれる。最初だけはもたついたが、次のテーブルからは、ほぼ完璧に手渡してくれた。本当にありがたい。おかげで、練習と同様、だいたい5km毎に、練習で使っている給水をとるパターンでいけた。これはなかなかよかった。

中間点のタイムは、1時間42分30秒。このままイーブンでいけばだいたい3時間25分ぐらい。だが、ここからがアップダウンの始まりだ。登りでは、さすがにペースが5分ぐらいに落ちる。でも、まだまだリズムにのっている。登りではけっこうどんどん抜いていくことができる。下りは、調子にのって飛ばさないように心がける。

25kmから30kmまではずっと登りだと思っていたが、思いのほか下るところも多い。30kmを過ぎて折り返し。

折り返した後は下りになるので、余力があればここからペースアップをしようと考えていた。で、あると判断してペースアップ。4分30秒ぐらいまであげていきたかったが、3kmぐらいしか続かず、あえなくペースを戻すことを余儀なくされた。

ここがこのレースの唯一の失敗点。ここで休んで余力をためておけば、最後にかなり飛ばせたかもしれないが、ここで足を使ってしまったおかげで、最後の5kmがペース維持でいっぱいいっぱいになってしまった。

参考までにガーミンの記録は以下の通り。

5分ぐらい？-4:41-4:43-4:43-4:37
4:42-4:44-4:46-4:44-4:44
4:48-4:44-4:50-4:45-4:48
4:51-4:51-4:43-4:46-4:53
4:49-4:47-5:00-4:43-4:41
4:56-4:46-4:55-4:53-5:00
4:53-4:34-4:41-4:42-4:53
4:48-4:49-4:59-4:56-5:02
4:55-4:52

最後の河川敷沿いのアップダウンがけっこう精神的にきつい。ここは風もけっこう吹いてくるが、最後の最後だから、なんとか頑張る。

40kmのスペシャルテーブルには、はちみつ入りホットレモンをおいておいた。といっても冷えているのでもうコールドレモンになっているが。これでスパートをかけるつもりだったが、少し上げられるぐらいで精一杯だった。で、ゴールはとみると、3時間25分をちょっと超えた。

フルマラソンはこれでちょうど9回目になるが、初めて、後半の落ち込みがさほどなく走り切ることができた。

今日も疲れがそれほどでもない。やはりイーブンペースが最もエネルギーを使わないのだろうか。

結局サイトで記録を確認すると、グロスで3時間25分10秒。ネットで3時間24分32秒（ということは、ロスタイムは42秒？）。784人中366位だった。


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