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6.大会報告室 : 2010大阪国際女子マラソン&大阪ハーフマラソン10/01/31【受付台】

投稿者 トピック
バニー
  • 登録日: 2008-2-3
  • 居住地: 東京都
  • 投稿: 1288
今更ですが完走記(相変わらず長文・でも私にしたら短い方)
このままスルーしようかと思っていましたが、一部の方から「完走記はまだか」とリクエストをいただきましたので、今更ですが完走記を仕事をサボって(??)書いてみました。



予報より早い時間から雨が降ったりやんだりしていたが、何日か前から解っていたことだったしそれほど気にならなかった。
となりにはウルトラ美女部で一緒のlisalisaさん。ゼッケンがとなりあっていたので緊張しながらもスタート間際までおしゃべりしていた。
なんだか、あっけなくあっという間のスタート。
トラックを3周して出てゆくらしい。
lisaさんがひゅっと出て行く。でもついてゆかない。かなりの混雑。国際でもこんなに走りづらいんだ。
1kmのラップは4’43”。遅いやんけ!でも前に出られない。流れに乗って走るしかなかった。

ようやく競技場の外へ出る。まだ混雑の中だけど次の1kmは4’20”まであがった。
国立競技場の教室で一緒のWさんを抜く。
調子はよくも悪くもない感じ。
飛ばし過ぎかもしれないけど、横浜のときのように先のことを不安に思わないで行けるイケるとこまで行っちゃうつもりだった。

大阪のコースは最初は軽く下っていると昨日読んだ大会プログラムに書いてあった。
そのとおりらしく5km通過は22’16”。まずまず。ペースも安定してきて20秒台の後半をきざんでいた。

lisaさんが抜いてゆく。あれ〜?lisaさんはスタートしてすぐに私より前に行ったと思ってたのに、なんで今頃??トイレ行きたいっていってたけど、いったわけじゃないよね??と変なことまで考える。

10km通過は44分半。なんか楽〜。この4倍走ればいいんだ〜。と、かなりお気楽。
ここから道が微妙にうねっているのが見える。これが帰りに上り基調になるところらしい。
くだり基調でこれなんだから、帰りは落ちるのかな〜。まぁそのときはそのとき。

小柄で茶髪のランナーが抜いていった。あ、ぐーちんさんだ。
給水所を超えたあたりでみやびさんにも抜かされた。
自分がそんなに落ちてる感じはなかったから、みんな身体があったまってきてスピードに乗ってきたのかな。
13km過ぎ、大阪城公園にかかる前後で、みやびさんとぐーちんさんを抜き返す。ちょっと踏ん張りすぎたか??
大阪城公園に差し掛かる上りでfrunのみなさんの応援をうける。
応援されると上りでもスピードがあがる〜。

17kmに怪人さんがいるとメッセージもらってたけど、わからなかった。
怪人さんからは大阪の道はかまぼこのようになっているから、給水以外は端は走ってはいけないとも言われていた。たしかに傾斜がきついところが多いので言いつけを守って中央を走るようにしていた。

18kmにトップとのすれ違いの関門があるらしいけど、無事通過。
御堂筋に入ると応援も増える。
そのとき「○○ちゃん!」という応援。一瞬!?
なんでその名前をここで聞くの???○○はウチのぬいぐるみの名前。振り返ると反対の歩道に応援に来るなんて一言も聞いていなかったダンナの姿があった!びっくり〜!
折り返してダンナを探したけど見つからなかった。

左に曲がると青い旗をもった怪人さんを発見!手を振って元気をもらう。

ハーフの通過は3週間前の谷川真理ハーフより速かった。あのときよりゼンゼン楽〜。不思議だね。

でも、快調なのもここまで。
放物線を絵に描いたようにラップが落ちてくる。4分半切っていたラップが4分半を超えるようになった。

大阪城公園に入る。大阪城を走っても走ってる本人たちにはアルフィーは聞こえない。
大阪城にもダンナが先回りして応援してくれていた。今度はやはりぬいぐるみの名前△△ちゃんだった。

雨が強くなってきた。手袋がぬれてきた。雨対策に持ってきていた薄いビニール手袋を出す。
ここで誤算が!くっついてビニール手袋が開かない!手袋をはめたままの手では滑って開かないのだ。一度手袋をはずしビニール手袋と格闘。とりあえず片方はめる。
もう片方もまたまた格闘。そんなことしてたらフォームもペースも乱れる。あたふた。
なんとか両手にはめて一安心。
ってとこでWさんに抜かされた。
ちょっとショック!去年の名古屋では軽々置いていったのに〜。
もうこの辺からは抜かれるばっかり。彼女たちがあがってるんじゃなく私が落ちているわけで。。。
大阪城公園の中の急なくだりもなんとかクリアー。確かに急だけど距離は短いんだね。
大阪城を抜けるとふたたびfrunのみなさんの応援。赤い旗はいいねー目だって。ありがたいです。

ラップを押して時計をみようとしたけど、ビニール手袋がかかっていてよく見えない。
どーせ見てもがっかりするだけだから、この辺りからは時計は押すだけでみないことにした。

こっからは来た道を引き返す。やっぱりあの道は帰りは登りになっていた。
30kmの給水所で預けてあったボトルを取ろうと少しかがんだら、よろけて倒れ込みそうになった。
自分でもびっくり。あやうくテーブルにのめって他の人のボトルをひっくりかえすところだった。
あれ〜かなり消耗してるのかな。
歩道橋の下に立つ小学校高学年くらいの女の子から「負けたらあかんよー」と応援される。しみてくる。

35km過ぎで中央分離帯近くをふらふらと歩くランナーの横をすぎる。
少し歩いて「いっ痛い…」と立ち止まる。
息も荒く脱水や低血糖系なのか、足などのトラブルなのかわかないが、ふらふらになりながらも前へ進もうとする。
なんとかしてあげたいけど、どうにもならない。自分はまだ走っていられるだけありがたい。
37kmあたりから距離表示が残りの距離の表示になる。普通の○km地点はチップ計測のマットが引いてあるようだが、距離表示がなくしばらくすると残りの距離表示の看板がある。ちょっと混乱。なんだかよくわからなくなる。
まぁもう時計は見ていないからいいんだけど、たぶんがっくり落ちてるんだろうな。
残り5kmって絵画館たった4周じゃない。と知ってるところに置き換えてみる。

39kmを越えたあたりでぐーちんさんに抜かされた。
ぐーちんさんのピンクのウェアが小さくなる。これ以上小さくならないようにしっかり背中をみつめて走る。
長居の競技場が見えてきた。
でも公園の中を走るようなので、まだまだ距離がありそう。ピンクの背中は小さくも大きくもならない。
長居の公園の中は、少し曲がってたり直線になったり、どこを走っているかわからないけど、とにかく走る。

不意に「バニーさん!」と呼ばれた。
怪人さんだ。右側の歩道を走ってくれている。置いていかれないように走る。
怪人さんにしたらジョグペースかもしれないれど今の自分にはきっちり走らないとついてゆけないペース。
でもついてゆける。足が動く。まだまだ走れるじゃん。
競技場に入るぎりぎりまで一緒に走る。「こっからラストスパートやで!」
怪人さんの声に笑顔で「はい!」と答えて競技場の入り口をくぐった。
初めての長居の競技場。でもトラックは最近走らないとはいえ走りなれている。
頑張れる。
3コーナー手前の電工掲示板は16分を示していた。あ〜切れなかったか。。。
でもこっからこっから!
最終コーナーを回って直線を走る。ゴールが大きくなってくる。
時計は17分になっていた。

高校生かな、大学生かな、若い女の子がタオルをかけてくれ抱きかかえるように先へと誘導してくれた。
倒れそうな感じは無いし大丈夫なんだけどな。
かなり先まで誘導され開放(?)されたので振り返って深くお辞儀をした。
冷たい雨に濡れた女たちが熱く走った日でした。

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