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ケイタロー |
投稿日時: 2009-9-3 15:21 |
- 運営スタッフ
- 登録日: 2007-3-5
- 居住地: 京都
- 投稿: 1250
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- 『監督 挫折と栄光の箱根駅伝』
- ケイタローです。
今年の箱根駅伝を覚えてますか? そう、東洋大学が悲願の初優勝を果たしました。しかし、ゴールでの監督の胴上げはなかった・・・・・ 本来なら、歓喜に包まれて宙を舞うはずだった監督の名は、川嶋信次。 その川嶋監督の自著が『監督―挫折と栄光の箱根駅伝』(バジリコ 1680円)です。
日体大時代の4年間は毎年箱根を走り、旭化成では駅伝・マラソンに活躍し、2000年のシドニーオリンピックの男子マラソン代表。そして02年から請われて東洋大学陸上部の監督となったが、箱根の本番直前の昨年12月に部員の不祥事の責任を取って辞任する。
前半は、大学時代の箱根の経験談、旭化成では「ミスター駅伝」といわれながら、マラソンではなかなか結果が出ず一時は引退を考えたこと、そして見事に復活してオリンピック代表になるまでの選手時代。 後半は、東洋大学の箱根制覇までの道のりをリズミカルな文体で語っています。
トレーニング方法についてもいろいろ書かれています。もちろん市民ランナーとは別世界の話ですが、中には参考になることも・・・ないか。月間走行距離が800〜1000kmとは、まさに桁違い。0が一つ多い。(笑) でも「走るのが好き」というところは僕たちといっしょ。最近は市民マラソンにも参加している川嶋さん。自分でエントリーしてみて参加費が高いのに驚いたり、また、視覚障害者の伴走者として北京パラリンピックに出場するなど、幅広く活躍しているランナーの書いた一冊は、一読の価値あり。
この手の本を読むと、必ず「よーし走るぞ」モードになるんですが・・・・・ これが続かないんだなぁ。 ---------------- ケイタロー(京都・桃山)
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