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6.大会報告室 : 第3回東京マラソン09/3/22【受付台】

投稿者 トピック
むぎ
  • 登録日: 2007-3-29
  • 居住地: 東京、時折秋田
  • 投稿: 396
這いずって完走・むぎ
りっきさんこんにちは、むぎです。

ボランティア〜施設エイド〜オフ会幹事と
フルコースでのお世話、有難うございました。

成績はそれとして、楽しませて戴きました。
では以下に完走記を書かせて戴きます。



‘090322東京マラソン・完走記

『尻指圧 妻が足踏む むぎを踏む』
『シューズ底 減り方語る 不調度合い』
『足出ない フル終盤は 高齢者』
『帽子脱ぎ 走れば激励 声増える』
『探します 歩く言い訳 写真場所』
『ワーストも 周りの激励 自己ベスト』

昨年からの筋肉不調が癒えぬまま、ここ1週間ほど、妻にお尻と足の付け根部分を踏んで貰うマッサージをしてのフル。完走出来るのか?初フル程の緊張でスタートしたのでした。

天候は曇りで午後からの降雨予想にも関わらずランナー達の意気は燃え、沿道応援の熱さも昨年以上で身震いする。周りのペースに呑み込まれない様に自重して進むが、下り基調でやはり速まる。

5kを過ぎ水道橋近くでアニーさん、更に神保町近くで妻の応援を受ける。アニーさんには「ウェアが黒じゃないね」とからかわれ、「ランシャツの下は黒だから」と応え笑う。皇居沿いでyotchan1957さんに声掛けられご挨拶、直ぐにペースを上げて進む背中がたくましい。同じ・・なのに・・・と。

10kを過ぎてすれ違いコース、すでにトップは通過しており女子上位選手と遭遇。小柄な佐伯選手・引退レースの土佐選手・弘山選手に声を掛け自分にも気合を入れる。増上寺を過ぎ、芝公園を過ぎ、三田駅近くで妻の2回目の応援を受ける。都合で次の田町駅周辺が最後の応援となる。そこまでは余裕をかまして走らねばと思う。男は見栄っ張りなのだ。

折り返しを過ぎて田町駅周辺、妻の最後の応援を受け互いに写真を撮り合い別れる。ここらまで荻原兄弟と相前後して走って来たが、6分を少し超えるペース。ノルディックで鍛えた足取りと表情は余裕しゃくしゃくで、まるで歩いている様。沿道からの荻原兄弟に対する声援を拝借して力を貰う。

芝公園辺りだったろうか、タレントの松村さんとすれ違う。表情は辛そうで擦り足で歩く程度のスピード、あの体型では・・・と思う。後の報道で、その後倒れたとの事。肥りキャラでのフル挑戦はTV的には面白いのだろうが、大いに危険だ。やらせた方もやった方も大いに反省して貰いたい。

増上寺で「むぎさ〜ん!」の声、目をやれば増上寺の正面で手を振っているme**さん発見。隣にカメラマン風の方が一緒におられたので取材だろうか。とにかく「久し振り〜」と応える。思い掛けない応援も嬉しいものだ。

銀座に戻って中間点、タイムは妻と一緒のバンクーバーマラソンとほぼ同じ。なのに足の疲労感と痛みはすでにフルバージョンで、時折足底も擦る走りに。10月以降ハーフ以上は走っていないので、先が思いやられる。

そんな気分とは正反対に銀座の応援は凄い、苦しい顔などしていては申し訳ない。すれ違いで戻って来る上位陣の走りに見とれながら、時折擦ってしまう足にカツを入れながら、まだまだ遠い雷門を目指す。

右に左に進路を変え、時折降りだす雨に帽子を被ったり脱いだりしながら進んでいると、微妙な違いに気づいた。声を掛けてくれる多さが違うのだ。被れば少なく、脱げば多い様な気がする。それなりに薄くなり、多くなった白髪に反応しているのだろうか。理由はどうあれ、応援は嬉しい。

雷門の前で順番を待って写真を撮って貰う。昨年も撮影したが、写して貰えそうな人は居なかった。今年この時間帯だとランナーに声掛けてもシャッターを切ってくれる。皆観光気分で、楽しみ方自体が違うのだ。

雷門を少し過ぎた処で、人形焼きにはありつけなかったが写真には収まった満足感に浸りながら、しゃがんでお尻の筋肉を伸ばしていた。すると正面から人影が、「AED」担当者だった。「苦しいのですか? 大丈夫ですか? 決して無理してはいけませんよ」と優しく顔を覗き込みながら語り掛けてくれる。「大丈夫です、筋を伸ばしているだけですから。有難うございます。」と応え早々に走路に戻った。

その時帽子は・・脱いでいた。

30kを過ぎ昨年とのタイム差にため息を付き、またまた歩道のガイドレールに捕まりお尻の筋肉を伸ばす。そんな事の繰り返しで何とか足を進め、微妙な凹凸につまづかない様に視線を落としていたら、りっきさんとのらきちさんに声を掛けられる。ひきつった顔を笑顔バージョンに切り替えて暫しの休憩、「チョコをちょこっと貰って・・(寒)」とオヤジってから再スタート。

銀座に戻って歌舞伎座前を通過、建て替える?との事なので、道路の真ん中から記念撮影。撮影が歩く言い訳になるので有難い。次は何処かと、歩く言い訳を探しながら走る。

足の引き摺りも頻繁になり、気持ちと動きとの格差が益々大きくなる。余り気合いを入れ過ぎると、体だけが前に行って足が引っ掛かって転びそうだ。高齢者が転び易くなるのはこんな感じなのだろう。この歯がゆい気持ち、忘れない様にしよう。

豊洲駅を過ぎてカウントダウンの距離。残り距離が減ると気持ちが軽くなる。昨年応援の少なかった地点だが今年はそこそこ多い。お陰で多少ペースは上がった様だが焼け石に水、それでもゴールが近づくこの気持の高揚は何時もながら嬉しい。

ゆりかもめの高架下に入って残り1k程。最後のアップダウンを乗り切って、左に曲がって、応援のブラスバンドとストリートダンスに迎えられ、右に曲がってゴール前。観客席とゴールゲートを記念撮影しながら、妻のフルベスト1分ほど前に

ゴール!!\(^o^)/ 4:48:51 ワースト21分更新でした。
『ワーストだ だから何なの 関係ねぇ!』 


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むぎ


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