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6.大会報告室 : 2008東レ上海マラソン08/11/30【受付台】

投稿者 トピック
tky24
  • 登録日: 2008-7-18
  • 居住地: Tokyo
  • 投稿: 10
Re: 2008東レ上海マラソン08/11/30【受付台】
中国のマラソンのスポンサー

上海国際マラソンは正式には「2008“東レ杯”上海国際マラソン」です。このマラソン大会は上海市第13回全民健身節に位置づけられています。ですから市あげてのイベントです。上海の常住人口は1800万人、流動人口は600万人という大都市です。その都市のイベントですから上海のみならず全国注目のイベントにもなります。

主催は中国陸上競技協会と上海市体育総会です。協力は上海市のマラソンコースを通る区が名前を連ねています。そして特別協賛が東レです。あとミズノ(日本のスポーツ用品会社)、日清(日本の油などの会社)などであり、後援は東レ(中国)投資会社、日中友好協会です。ほとんど、日本の企業がやっているようなものです。特に東レはかなり資金を出していると思いますが、参加してみるとほとんど東レを感じさせないようなスポンサーのスタンスです。エリートランナーが賞金と賞状を貰うときに必要な名前です<東レ杯>。一般の私たちにはほとんど関係しません。

東レはこのマラソンの最初からメインスポンサーを引き受けており上海市からかなり信頼を得ているようです。中国では「最初に井戸を掘った人を大切にする」ということがあります。いちばん最初に苦労して頑張ってくれた人には恩義を尽くすということです。上海国際マラソンの組織委員会は律儀なようなので、「井戸」を大切にしているのかもしれません。(東レは水着など繊維事業で有名でした。今回の見本市ブースでは確か水の浄化装置が宣伝されており、いまは環境技術にも力をいれているのかも知れません)

北京国際マラソンのメインスポンサーはころころ変わります。私が参加した経験で言うと2002年が韓国の企業、2007年は全日空、2008年は恒源祥(中国の羊毛メーカー・衣料品など)です。昨年参加したとき、中国のランナーが言いました「北京国際マラソンは全日空がスポンサーになってくれてありがたい。おかげでマラソン大会ができます」。しかし、今年は中国の企業がメインスポンサーになり、雰囲気には「北京国際マラソンを中国が取り戻した」ような感じで、中国の企業のスポンサーを歓迎していました。この辺はいろいろな交渉ごとがあるでしょうから、一参加者が感じたスポンサーの変化で受けとめていただきたいのですが、私たちマラソン参加者にはわかならい「マラソン大会実施にむけた交渉ごと」がたくさんあるように感じます。

結論的には、大連国際マラソンは全日空がメインスポンサー、上海国際マラソンは東レで落ち着いていることです。しかし、アモイ国際マラソンは中国の企業がスポンサーになっており、北京もついに中国企業がメインスポンサーになりました。今後、スポンサーがどんな企業になるかわかりせん。2008年のアメリカ発の金融危機は今後、マラソン大会のスポンサーにも影響をあたえていくのではないかと思います。いずれにしてもマラソン大会はスポンサーの資金的援助なくして成立しないのが実情でしょう。私たちランナーにはありがたい存在です。

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