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9.ウルトラマラソンの部屋 : しまなみ海道100kmウルトラ遠足08/06/07【受付台】

投稿者 トピック
nao
  • 登録日: 2007-4-7
  • 居住地: 神奈川
  • 投稿: 428
Re: しまなみ海道100kmウルトラ遠足08/06/07【受付台】
りっきさん、受付台設置ありがとうございます。

しまなみ海道100km
来島海峡大橋を走って渡りたい、と思って申し込んだ大会である。

スタートは福山城、午前5時。1000名以上の選手が集まる中、むぎさん&奥様、ぴっぽさん、sakuraさん、cona助さん、マイペース73号さん、男芸者さん、小笠原さん等、
FRUNのメンバーに会うことができた。みなさん、準備万端の様子。

スタート後、福山城の門を出て、階段を下るのでかなり混雑。先は長いので焦らず、ゆっくり走る。天気は薄曇り、いい感じの気温だ。

しばらくして、大小問題が勃発。しかし、このコース、15km付近までトイレがない。野外排出も真剣に考え始めた頃、コンビニ発見。ところが既に先客が5名。ロスタイムの見積もり10分以上。
いくらなんでも長すぎる、と判断して、一か八か再び走り始める。そこから1.5km程行ったところで、大きなホームセンターを発見。祈るような気持ちで接近すると、あった、しかも並んでいない!
大小問題、一挙解決。再び、気持ちよく走り始める。

前半2カ所で、応援バスで移動していると思われる、むぎさんの奥様から声援を頂く。どうもありがとうございました。

エイドは、オレンジジュース、そうめん、おにぎり、コーラ、麦茶、スイカ等々、実に充実。冷たく冷やしたタオルも有り難い。自分でも、10km毎にエネルギーゼリーを
補給、25kmごとに胃腸薬を服用、適宜、梅干しを補給などの対策をとる。諸先輩から聞いたウルトラの知恵だ。

60km過ぎまでは、淡々と距離を重ね、ペースは平地で5−45程度、登りで6−15程度を維持する。エイドでロスタイムが少しづつ積み重なり、50kmの通過は5時間21分程度。
このあたりで「結構行けそう?10時間はむりでも10.5時間はいけるんじゃね?」と邪念が入る。そう、ウルトラ100kmは、そんなに甘くない。

70km付近から、全身の筋肉が張ってきた感じで、身体の動きにバネがなくなる。すり足で走っている感じ。距離表示の進みが遅くなったように感じる。天気は
ずっと薄曇り。日差しは弱く、海風は心地よい。あと4時間このままの天気でいてくれと祈りつつ走る。

85km過ぎ、今回の目的である、来島海峡大橋が目の前に大きく迫ってくる。瀬戸内海最大の難所、来島海峡。橋の上を通るのは初めてだ。潮流が速く大きな潮目を作っている海面を
遙か下に臨む、壮大な橋の光景。景色は素晴らしい。しかし、この橋は長い。橋の中央に向けて延々と登り勾配が続く。90km近くを走ってきた足にはかなり厳しい。
橋を渡り終わったところであと残り約10km。あとは平地のみ、と思うが、体中が文句を言い始める。あと少しだから、と黙らせる。

最後のエイドをあとにすると、残り約4km。走り出して少し行くと親切なおじいさんが登場、残りの距離を教えてくれる。「あと、1kmだよ〜、頑張れ〜」
って、いくら何でもあと3kmはあるぞ、と思いながら、親切は嬉しい。ラストスパート、と思ってスピードを上げる。しかし、前の走者を数人かわしたところで、
急速に失速。全くスピードが出なくなる。しかも、今治城内で短いながらも階段が出現。完全に失速。今治城を出てからのラスト1kmは、ひたすら「歩かずに走る」
ことだけを考えて、移動。いやー、長い1kmだった。

11時間2分12秒、なんとか両手を上げて、笑顔(だと思う)でゴール。58位であった。テーブルと椅子が並んでいる会場で、床に寝転がって休息。15分ほど
寝ていたかもしれない。ウルトラのゴールは、椅子もいいけど、寝転がる場所が欲しいなあ。

今回は、競技終了後、その日のうちに帰宅するというミッション。18時過ぎの電車に乗らねばならない。のんびり休憩して、着替えて、お土産を買うと既に17時過ぎ。
スタッフに駅まで行く方法を尋ねると、地図をくれようとする。「この状態で、駅まで3km歩けと?そりゃねーだろ!」思って、タクシーに乗車。おかげで電車には間に合った。
順調に岡山で新幹線に乗り換え、24時過ぎに帰宅。ミッション完了である。

感想。参加賞、エイド、地元の応援どれも満足できたが、なんと言っても、瀬戸内海の海と島と9つの橋が作り出す景色は極上。ただし、走るにはかなりタフなコースである。
富士五湖の112kmよりも足の筋肉のダメージは少ないのに、「きつかった」感は大きい。観光は、車で来るのがよいと思う。

ご一緒したみなさん、お疲れ様でした。諸般の事情により早々に会場をあとにしてしまい、失礼しました。また、改めて「しまなみ談義」などしましょう!

nao

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