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-7.オフ会・練習会
--「frun22周年記念飲み会」のお知らせ
(本文)
タイトル:「frun22周年記念飲み会」【ランの部】事前学習B
投稿者:ケイタロー
日付:2018-09-22 11:13
内容:
事前学習Bです。
■高津宮(こうづぐう)(高津神社)
仁徳天皇を祀った由緒ある神社。というより落語の「高津の富」の方でが有名ではないでしょうか。今は亡き枝雀で聞いたことがあります。(東京では「宿屋の富」、舞台も湯島天神に変えられています。)
高津神社は上方落語に縁の深い場所で、他にもここを舞台とした落語がいくつかあります。境内には5代目桂文枝の碑が立てられていて、最後の口演がここ高津宮での「高津の富」だったそうです。
千日前通りを越えると「生國魂神社」。「いくたまさん」「生玉さん」で親しまれています。
■生國魂神社(いくたまじんじゃ)
すごいです!神武東征の際に創建されたと社伝にあります。実際は、孝徳天皇の時に難波宮ができる前にはあったと考えられています。そして、祭神が生島神(いくしまのかみ)と足島神(たるしまのかみ)。この2人の神様は、国の神霊とされ、新天皇の即位儀礼の1つである難波で行われる八十島祭(やそしままつり・今はやってません)の際にも主神に祀られていました。宮中の祭祀と深い関わりを持つ、大阪を代表する神社です。
この神社に上る坂が真言坂。ここから「天王寺七坂」が始まります。
■真言坂(しんごんざか)
七坂の中で、唯一南北に通る坂で、千日前通の上り口に石碑があります。坂を上ると生國魂神社の鳥居・石段の前に出ます。坂の名の由来は、このあたりに真言宗の寺院が十坊(「生玉十坊」)あったことに由来するそうです。
オダサクの愛称で親しまれている織田作之助は、神社のすぐ近くの生玉町で幼少期を過ごし、『木の都』という作品の中で「天王寺七坂」に触れています。(口縄坂のところで紹介します。)
そのまま神社を抜けて、源聖寺坂の坂上へ。
上町台地の上は平坦で、東へ行くと谷町筋に出ます。
■源聖寺坂(げんしょうじざか )
坂の名前は、上り口に源聖寺があるから。坂の途中からは階段になっていて、海岸に向かって急な崖を下りてゆく感じです。波の打ち寄せる音が聞こえてきそうです。(妄想)
昔は海辺だった松屋町筋を南へ。それにしてもお寺が多い!(つづく)

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